ニーネのアルバム「SEARCH AND DESTROY」(2005/1/26リリース)を聴いたロックな人々からのコメント




ワイルドかつヨレたニーネ・ワールド。今作でも炸裂しとるね。
・・・あぁ、大塚君の歌を「生(ライヴ)」で聴きたくなってきた・・・。

フラワーカンパニーズ グレートマエカワ




私は
歌詞を見ず
絵を見ず
聞いた。

そしたら
少し
悲しみが
あんたの声で 消えたゼ!!かんばっ♥

川本真琴 直筆コメント




まったくつまらない毎日ですね。
世の中悪くなる一方ですね。
希望の歌、愛の歌、いっぱいあるけど、何ひとつ言葉が耳に入って来ませんよね。
どうします?マジでくだらないですよね?
でも生きるしかありませんよ。なんとなく、、、
ニーネいいですよ!まさに人間です!血も踊るビート!
皆さんこれを聴いて自分に正直になってみませんか?

ギターベイダー ウジュウアン




政治家だって凶悪犯だって芸能人だってロックンローラーだって会社の上司だって、結局、自分と同じ程度の汚れ方だから安心なのだろうし許せるんだろう?刺激のない毎日だ?涎を垂らす程に退屈が大好きでたまらないんだろうが!

 と、こんなボクの生活を暴く歌がくっきりと、ここに、ある。半端な奴らや、想いやなんかを(そしてニーネ自身をも)、本気で全て粉々にぶっ壊そうとしてる。(余談だが、このチェーンソウみたいな暴力的なギターの音はどうやったら出せるんだろうか?)でも、何故かこのアルバムがファニーに、ポップ(いや、本当に!)に鳴っているってことは、ニーネがどうしょうもなく人間を愛してしまっているから、ってことなんだろうか。ボクはこれから「SEARCH AND DESTROY]を繰り返し聴くだろう。この、勇気の向こう側に確かに見える武者震いしてしまうような「景色」を、ボクもしっかりと自分の手で掴み取ってみたいから、だ。ステキなアルバムありがとう!

ex.ELEPHANT MORNING CALL  飯島基




また「君」にやられた。
大塚さんが「君」って言葉を使う度に俺はやられて泣きそうになる。
みんなこの大塚さんの言葉を聴きたくてニーネを聴くんだと思う。
「パーティーデイズ」凄いね。
スタジオでカワムが大塚さんに「倍に刻んで弾いて」って言われてる風景が目に浮かぶ。
それが笑えて泣ける。

ニーネ前ドラマー 定行祥一




サンプルをもらって最初に聴いたのは朝、バイトに行く電車の中。
満員のひとのなかで、音が流れた瞬間、外の世界が見たくなって
窓際ににじり寄って、なるべく遠くまで見たくって
どんどんボリュームを上げながら、窓にぴったりくっついて眩しい世界を見ていた。

もう今はいない人や、もう価値のきめられてしまった人の音楽を聴いていいなあ、と思う。
でもその音楽にはもう世界を変える力はなくなっている。
そういう音楽で生まれ変わったのがこの世界だから。
そういう音楽では何も変えられなかったのがこの世界だから。

「SEARCH AND DESTROY」にその力があるのかは知らない。
だけど僕はどんどんボリュームをあげてしまう。
なんの効果があるのかなんてずっと知らないでいたい。
ただ壊れるくらいできるだけ大きな音で聴きたい。

マーガレットズロース 平井正也




例えばポップスが夢を見させてくれるものであるならば、ロックはとことんリアルじゃ
なけりゃいけない。
その意味じゃあニーネは俺の知っている中でも数少ない真のロックバンド。
言葉が、サウンドが心にグサグサと突き刺さってくる。
凄いリアルなアルバムをどうもありがとう。

みみずくず 曽谷コウヘイ